SIMカードとは?種類とサイズ、機能と役割など

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SIMカードとは、スマートフォンやフィーチャーフォン(従来の携帯電話)に必ず挿入されている小さなICチップのことを指します。

SIMカードの機能と役割

このICチップがどのような機能を持ち、役割を担っているのかというと、通信会社は通話時間や通信量といった契約者の利用状況をSIMカードを通して把握しています。SIMカードには1枚ごとに異なった個別の認識番号が記録されていて、通信会社では認識番号と契約者の情報を紐づけて管理することで契約者の利用状況を把握することができます。

このように契約者の情報はSIMカードと結びついているので、友人のスマホを借りて自分のSIMカードをセットすれば、それだけで自分の電話番号で電話をかけたり、ネットにつないだりできるようになります。つまりSIMカードが1枚しかなくても、使いたい端末にSIMカードを挿すだけで、すぐに使えるようになります。

SIMカードの種類とサイズ

・ミニSIM(標準SIM)
フィーチャーフォンや初期のスマートフォンで使われていたサイズ
25㎜×15㎜
Galaxy Nexus
Xperia arc
フィーチャーフォンなど

・マイクロSIM
現在スマートフォンで最も広く採用されているサイズ
15㎜×12㎜
Xperia Z2
AQUOS
iPhone 4sなど

・ナノSIM
最新のiPhone、Androidスマートフォンで採用されているサイズ
12.3mm×8.8mm
iPhone 6
iPad Air(セラーモデル)
Xperia Z3など

現在SIMカードには3つの種類があります。1つ目はもっとも大きい「ミニSIM(標準SIM)」です。タテ25㎜×ヨコ15㎜のサイズでフィーチャーフォンや2011年ころまでに発売されたスマートフォンでは標準的に採用されていました。2つ目は「マイクロSIM」。タテ15㎜×ヨコ12㎜のサイズで、現在発売中のアンドロイドスマートフォンのほとんどがこのサイズのSIMを採用しています。3つ目は「ナノSIM」。タテ12.3㎜×ヨコ8.8㎜のサイズで、2012年以降発売のiPhoneやiPadに採用されています。